🌼習い事のお話

最近、利用者さんから「子どもの習い事」の悩みを聞くことが多くなりました。

慶應義塾大学医学部小児科教授 高橋孝雄さんの本から

 

習い事が続かないことでの悩みをよく耳にします。(中略)忍耐力がなくて困る。意思が弱い、根性がない。こんなことでは何をやっても、どこに行っても通用しないのでは。そう嘆く前にその習い事はほんとうにお子さんがやりたかったことなのか、よく考えてみましょう。誰それちゃんが誘うからとか、小学校の水泳学習に有利だとか、大人が誘導したのが習い事を始めるきっかけだったりはしませんか。子どもは好奇心が強いので、なににでも興味を持つし、知らない世界を知ってみたいと思うものです。そして本来、飽きっぽいもの。(中略)習い事に根性論はいりません。長続きさせることで我慢強さを養おうとするよりも、子どもの意思に寄り添ってあげること。「やめたい」と相談されたら、理由を聞いて話し合う。そして、自分の意思で決めさせることが大切です。もしかしたら、習い事をやめるといいだした子どもに腹を立てている理由は、「せっかくユニフォームとシューズを買ってあげたのに」とか「レッスン料を半年分も先払いしたのに、どうしてくれるのよ」といったお金の問題ではありませんか。きびしく言えば、それはおかあさんの投資ミス。そこは子どもに八つ当たりしないで、お母さん自身の"授業料"だったとあきらめましょう。

f:id:kodomonetstep:20200610104711j:plain

本はステーションにあります😊興味ある方は是非