夜泣きのお話

🔸広場やステーションでよく聞くのは、夜泣きがひどく、寝不足が続いて…という悩み。

 

小児科医 若江恵利子先生のお話です。

(雑誌、「かぞくのじかん」より)

生後4〜5ヶ月頃、生活リズムがおおよそ出来てきて、夜、まとめて寝るようになったかなと思うころにはじまる夜泣き。あまりに泣く日が続くと「日中の遊ばせ方が足りないんじゃないか」「育て方に問題があるんじゃないか」と、お母さんたちは自分を責めてしまいがちですが、その必要はなく、夜泣きは睡眠が発達する成長過程のひとつ。「子どもは泣くもの」「正常なんだ」とある程度割り切ってその時期付き合っていくしかないと思います。

そうは言っても、泣かせておくのは心苦しく、お母さん自身も眠りたい、その気持ちもよくわかります。

夜泣きに限らず、夜の眠りが浅いなと感じたときは、冬だと着せ過ぎ、布団のかけすぎの場合が多くあります。すぐ布団をはぐようなら、暑くて寝苦しいという合図。掛け布団を見直す、パジャマを薄くするなど工夫してみてください。また、漢方薬を飲ませてみるという方法も。漢方薬を処方している小児科なら処方してくれますし、市販もされています。

 

🔸夜泣きは、いつかは必ず終わりが来ます!そう信じて、日中は、広場やステーションに出向いて、楽しく過ごし、リラックスしてみてはいかがですか💕

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