新型コロナウィルス感染予防のため、子育てステーションもすてっぷ広場も現在お休みしています。
皆さん、どうしていますか?心は疲れていませんか?
人と触れ合うことがためらわれる日々。つらいことがあって、そのつらさは一つひとつ違っていて、そんなに簡単に言葉にできはしない。そんなにやすやすと分かり合えはしない。それでも、私たちは、心のどこかで人とのつながりを信じていたいですね。
今日は工藤直子さんの詩を紹介します
〈あいたくて〉
だれかに あいたくて
なにかに あいたくて
生まれてきた――
そんな気がするのだけれど
それが だれなのか なになのか
あえるのは いつなのか――
おつかいの とちゅうで
迷ってしまった子どもみたい
とほうに くれている
それでも 手のなかに
みえないことづけを
にぎりしめているような気がするから
それを手わたさなくちゃ
だから
あいたくて